2021-05-18 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
この次世代有機農業技術とはどういうものかということでございますけれども、AIやリモートセンシング技術を駆使いたしました予察技術によりまして、生産者が自身の圃場の病害発生の兆候をスマートフォンなどのプッシュ通知で知ることができる病害虫予報システム、それから、植物と土壌微生物の相互関係を解析いたしまして、それらを活用した栽培システム、それから病害虫抵抗性を強化するなど有害栽培に適した品種等の開発、この三
この次世代有機農業技術とはどういうものかということでございますけれども、AIやリモートセンシング技術を駆使いたしました予察技術によりまして、生産者が自身の圃場の病害発生の兆候をスマートフォンなどのプッシュ通知で知ることができる病害虫予報システム、それから、植物と土壌微生物の相互関係を解析いたしまして、それらを活用した栽培システム、それから病害虫抵抗性を強化するなど有害栽培に適した品種等の開発、この三
この事業によりまして、省力作業機械の導入、病害虫抵抗性品種の導入など新技術の導入、種子バレイショの産地育成や品質向上技術の導入などの取組を総合的に支援して、加工用バレイショの増産を図っているところでございます。
、こうした中、国産バレイショの生産については、規模拡大の進展に伴う労働負担が大きくなっているですとか、それから近年の多雨傾向による湿害や輪作の乱れによって病害リスクが拡大しているですとか、それから種芋の産地の体質強化ですとか、そういったものへの対応が喫緊の課題となっていると考えておりまして、このため、御指摘の二十九年度補正予算で畑作構造転換事業三十億円によりまして、省力作業機械の導入ですとか、病害虫抵抗性品種
農林水産省としましては、これらの取組を下支えするため、長い年月を要したり技術的に困難であるなどの理由により民間では対応が難しい病害虫抵抗性等、基盤的形質の導入などの研究開発を、独立行政法人農研機構花き研究所を始めとして、産学官の研究機関を通じて推進しているところでございます。
このような課題に応えるために、北海道向けの多収性専用品種につきましては、既に開発、導入をされているものに加えまして、病害虫抵抗性を強化した、この病害虫というのは特にいもち病と聞いておりますけれども、こういった新品種の開発を進めているところでもございます。
ただ、全国的には病害虫抵抗性品種はなかなか消費が進まないという現況がありまして、平成十三年から二十三年で七%から一八%、約一〇%増加をしたにとどまっております。 それには、やはり在来品種である男爵とかメークインというブランド名が消費者に広く受け入れられているために、なかなかそこが進まないという一面性があるんだろうというふうに思っております。
○政府参考人(山田修路君) 有機農業は化学肥料、農薬を使用しないということを基本とする取組でございますので、この技術を確立し、推進していく上で、病害虫抵抗性を有するなど有機農業に適した種苗を確保するというのは極めて重要でございます。
そのほか、機械化適性品種、それから病害虫抵抗性品種の育成ということを、この四月から新たに発足、再編しました農業・食品産業技術総合研究機構等と他研究所、総力を挙げて取り組みたいと思いますので、ひとつ応援よろしくお願い申し上げます。
それから、大豆に関しましては、これも先生のお示しの統計のように、今は低いわけでございますけれども、これに関しましても、大豆は多収性のほかに、病害虫抵抗性という非常に大きなバリアがあるんですけれども、それを頑張って育種していくと同時に、栽培法のところで、例えば私ども大豆300A研究センターというのを独立行政法人内につくって、各地域別にそういう技術をつくっていこうと頑張ってきているわけですけれども、湿害
また、この取り組み、病害虫の防除の実施に当たりましても、発生予察情報に基づく適時適切な防除を基本として必要最小限の防除を実施する必要がありますし、また、天敵昆虫や性フェロモンの利用、病害虫抵抗性品種の導入等、多様な防除技術を活用いたしまして、農薬のみに依存しない防除の実施ということに努めていかなければならない面もあるわけでありまして、これら環境に配慮した適切な防除を推進していく必要があると思います。
耐病、害虫抵抗性、ウイルス抵抗性、生産性や食味向上などの新品種開発とうたっていますが、実際には主食である米にまで遺伝子組み換えを行い、除草剤耐性コシヒカリや病害虫抵抗性あきたこまちといった稲をつくることではないでしょうか。 そこで、お尋ねいたします。農水省は、この二十一世紀グリーンフロンティア研究を見直されるお考えはないのでしょうか。
したがって、このような地球温暖化が生物生産に与える影響を回避するため、環境ストレス耐性、病害虫抵抗性育種等の技術開発を積極的に推進することが重要であるというふうに思っております。 なお、地球環境の変動予測につきましても、土壌条件や社会経済的な要因等を加味して、精度の高い予測研究を進めることが必要ではないかと思っております。
そういうことに加えまして、単収が高く、病害虫抵抗性の強い優良品種を普及していかなければならない、そのための優良種子の生産のための種子生産圃場を設置してまいるというようなことを鋭意やっているところでございます。それからまた、病害虫防除のための発生予察事業というものもこの地域の事情として必要でございまして、これについても力を注いでまいっているところでございます。
最近の傾向を見ますと、耐寒性とか耐暑性とか、いわゆる気象ストレス耐性と申しますが、そういうものの強いもの、あるいは病害虫抵抗性だけではなくて、これに消費者ニーズの高度化とか多様化にも対応した高品質、それから流通適性もある品種というようにいろいろな要素についてバランスのとれた品種が最近開発導入されてきているのではないかというふうに思います。
これはどのくらいが種子に負う部面であるかということは、なかなか数字的には確定しがたいわけでございますが、例えば収量なり、あるいは品質なり、さらに病害虫抵抗性とか、こういういろいろな面も含めまして、種子の改良というか品種の改良、両方含めまして非常にそれによって農業生産の向上ということが図られるわけでございまして、これがつくります農家の個別の経営上の安定、向上だけではなくて、国民、消費者の面から見ましても
めるということは非常に重要でありまして、そのために外国の遺伝資源といいますか、病害虫に強い抵抗性の遺伝子の探索が非常に重要でして、それが見つかりますと日本の稲にそういうものを取り込むということで、実は今、中国雲南省で、日本の研究者がずっと日本と中国の共同研究をやっておりますが、その中でも、最近の成果ですと、いもち病に非常に強い遺伝子を持った陸稲が見出されておりまして、こういったものが今後のさらに我が国の病害虫抵抗性
こういったことでございまして、今後ともこうした果樹の病害虫抵抗性の品種の育成、あるいは的確な生物的防除を含めた総合的な防除、こういった防除法の開発に一層力を入れてまいりたいと考えておる次第でございます。